Luscious Rose Poison

薔薇[BL]絵描きは真面目に生きることをやめた  (宇宙を漂う究極生命体風に)。

"人間失格 (太宰治 著)" 読了

 お読み下さり、ありがとうございますッ
 
今回は、大宰治さんを代表する作品の
人間失格」について書いてみようかと。
まず、率直に申しますと…
主人公は以前の私と酷似している。
 
※以下は、書きたいように書いている
 自由過ぎる感想文です。
 読んでいる途中で、もし
 「ん?結局何が言いたいんだ??」
 なんていう疑問を感じましたら、
 速やかに読むことをやめて
 ブラウザバック されますことを
 オススメ致します。
 
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🌙自分以外の全ての人間に恐怖する主人公
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人として、何の疑問も抱くはずのない営み…
本書の中では、その例として
「家族で囲む食卓」のお話が出てきます。
「え?そんなの、普通じゃん」
そう思いますよね。
しかし、主人公は違ったのです。
 
家族でさえ、主人公にとっては不可解な
存在であった
…こんな孤独はありますでしょうか。
メンタルおかしくなりますね…
それはもう…歪みますよね…。
私は彼ほどではありませんが、自身の過去と
重なる部分が多く、思わず文章を噛み締めて
しまいました。
 
怖いから、顔色を伺う。
怖いから……自己防衛のために、主人公が
取った次の行動とは…。
 
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🌙恐れるが故に演じる「道化」
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両親、兄弟、学校のお友達、先生…
関わる全ての人に対し恐れを感じてしまう
主人公は、おちゃらけたキャラを演じ切る
ことで、表現は良くないですが、周囲の
人達を「騙す」ことに成功します。
 
自分を偽りきることに成功している
主人公に、私は脱帽しました。
ここまでは出来ない…素直にすごいなと。
あと、家庭環境などが原因で心に歪みを
持った方は非行に走ったりして迷惑を
掛けることで自分の歪みに目を向けて
もらおうとする傾向にあると思いますが、
主人公は違ったんですよね。
そこも驚きで…根は優しい人なのだなと
思いました。
 
中には彼の「道化」を見抜く人もいました。
そういった方とは、はじめはギクシャク
しながらも心を通わす場面がありました。
しかし…彼の心の闇はあまりに深過ぎた……。
 
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🌙欲に溺れるは人の「性」
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大人になった主人公は、これまでの
ストレスの反動からか、あまりよろしいとは
言えない「大人の嗜み」に溺れるようになり
ます。
 
主人公は少し素直すぎた…
もっと、いい意味で大人のずるがしこさ、
要領の良さを知っていれば、ここまでの深み
には…。
お話の最後、元マダムが
「お酒さえ飲まなければ…いえ、飲んでも
 彼は神様のような子でした」
と言っている通り、いい人なんですよね。
主人公は。
 
本当の意味で素直な人って、世の中を
「生きづらい場所だな」って思うんじゃない
かなと。
私自身、若干煤けてるので主人公ほどの
素直さではありません。笑
ですが、生きていて
「どうして?」「なんでこうなるの…」
などと、疑問や不甲斐なさで煤けた心が
黒く濁ることはよくありますので…
彼の気持ちは、すごく…分かってしまったん
ですよね……。
 
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主人公が行き着いた「そこ」までは行って
ないにせよ、近しいものを感じた私は、
この本を夢中になって読んでしまっていました。
似てるところが多いのですよね…笑
 
 
ここまでお付き合い下さいまして、
ありがとうございました。
 
それではごきげんようッ^^*