Luscious Rose Poison

薔薇[BL]絵描きは真面目に生きることをやめた  (宇宙を漂う究極生命体風に)。

「今日の芸術 (岡本 太郎 著)」 読了

 
読んで頂き、ありがとうございますッ
 
自分は本を読むのが好きなのですが、これからは
ちょくちょく読んだ本のことを書いていこうかと
思います。
 
基本的に自分の好みの本しか読みません。
けれど、もしアナタさまの読書の参考になれれば
幸いです。笑
 
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※ちょっと画像が荒くてごめんなさい。
 
*真の「美しさ」を表現しようとすれば、キレイでいられるはずはない
 
真の意味で心に迫るもの…絵でも、音楽でも、あら
ゆる芸術…は、キレイなだけではない。
目を背けたくなる醜さ、イヤらしさがある。
 
なぜなら、それを生み出した芸術家自身は、社会と
対決して、戦いによって負った傷や得られたものを
元に作品制作と向き合っているから…。
それはそれは、重みのあるものになるわけですから、
響く人にはすごく響きますよね…。
 
…自分が取り組んでいることにも、どこか繋がる
部分を感じて、真剣に読み込んでしまいました。笑
 
 
*「自由である」とはどういうことだ?
「自分本来の表現」とはなんだ?
 
自分を大きく見せようという見栄から、実力以上の
自分を演じようとする。
逆に、自身を低く見せて自己防衛をする (古来から
日本にはびこる世渡り術であるとこの本には書いて
ありました)。
 
それらは全て本来の自身を偽っている…「自由」
ではない。
「社会」という型に当てはめられて、とりあえず
ちゃんとしてるフリをする…(まるで今の自分のよう
だなと苦笑いしました…笑)。
それだと自由もへったくれも無いなと、本を読んで
改めて感じました。
 
自由を許さない、「おていさい」を当然のように
強要する社会の中で、いかにして自由でいる方法を
見つけるか…その手段の1つが「芸術」で
あると本では述べられています。
 
 
*芸道における「技能」、芸術における「技術」の違い

伝統を重んじる「芸道」においては、時間を掛けて
熟練された職人さんが尊ばれる。
しかし、芸術における「技術」は逆。過去は否定して
革新的に前へ推し進めてゆく姿勢が尊ばれる。
(ここを読んでいるとき、なぜかONE OK ROCK様の
"69" という曲が頭に浮かびました…笑)。
 
どちらが正しいのかは、一個人の決められること
ではないと思います。人それぞれ考え方があります
しね。
けれど、生成発展を目指すなら、芸術的な姿勢が必要
なのでは? と自分は考えました。
 
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正直なところ、書いてあることがけっこう難しく
感じるところが多くて、読み進めるのに時間が掛か
ってしまいました…苦笑。
この記事も、線を引きつつ、噛み締めつつ、メモを
取りつつ書きました…笑。
 
しかし、岡本太郎さんの「おていさいを強制する
社会と真っ向からぶつかってやるぜ!」という熱さが
良い刺激で、読みきれました。
 
自分の求める美しさは、まだまだ一般受けを狙った
安心感のある美しさだとは思います。
ですが、この本を読んで得た「アヴァンギャルド
(前衛的)な美しさ」も意識しながら、創作に向き
合っていこうと、今後の姿勢について本を読み
ながら考えていました。
 
 
[追記]
「謙虚」という言葉の意味を取り違えて、「とり
あえず頭下げておけばいいだろう」という型に逃げ
る…。責任逃れならまだいい方で、相手を利用する
ような卑しいことをやっている者が百鬼夜行
 
ここを読んで「まさしく自分の思う『ダサい行動』
だな」と考えていました。気をつけないといけま
せんね。
人はいとも簡単に堕ちてしまうものですし…。